2025年4月17日放送のドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】3話では、氷雨の抱えていた不安や葛藤、伊麻の一番は誰なのかについて描かれていました。
この記事では、【彼女がそれも愛と呼ぶなら】3話ネタバレ・考察解説!!SNSの口コミと感想|氷雨の不安と伊麻の一番についてと題して、3話の詳しいネタバレと今後の展開を考察付きでお届けします


- ドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】第3話のあらすじ
- 今後の展開に関する考察
- SNSでの反応や感想まとめ

ドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】第3話概要
伊麻(栗山千明)の愛の形に戸惑いながらも、受け入れようと葛藤をする氷雨(伊藤健太郎)。ある日、氷雨の不在時に彼の母・鈴子(黒沢あすか)が突然、伊麻の家を訪れる。鈴子は、3人の恋人と同居する伊麻の暮らしに驚き、「そんな関係が普通なわけがない」と非難をする。さらに伊麻に娘がいることを知り、「そんな環境で育つ子供がかわいそうだ」と責め立てる。
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そんな中、氷雨は亜夫(千賀健永)から「好きには、順位がある。伊麻にはちゃんと1番がいるから。」と意味深な言葉を告げられ、「自分は伊麻にとって何番目なのか?」という疑念に囚われていく。伊麻の娘・千夏(小宮山莉渚)からは「ママは氷雨くんに夢中だよ?」と励まされ少し救われるが、それでも不安は消えずにいる。そして氷雨は、伊麻の中で自分が何番目なのかを確かめるために、伊麻には秘密でとある計画を立てる。
同じ“母”である鈴子からの言葉を受けた伊麻の思いは。そして、氷雨の計画で明らかになる伊麻の「1番」とは。愛情と不安の中で揺れ動く、伊麻と氷雨の行く末は——。
ドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】第2話のネタバレ

ネタバレ1:伊麻の恋人たちとの同居生活に驚く鈴子
鈴子は、伊麻が3人の恋人と“合意のうえ”で同居していることを知り、価値観の違いに戸惑います。「普通の愛じゃない」と言い放ち、氷雨が小さい頃に自身が経験した「旦那に違う好きな人が現れ捨てられた」という現実を氷雨にも経験して欲しくなかった。
ネタバレ2:氷雨の葛藤と亜夫の助言
氷雨は伊麻と暮らしながらも、彼女の過去の男性の存在や“自分が1番なのか”という不安に揺れています。そんな彼に亜夫は、「順番にこだわると疲れるよ。伊麻の“今”を受け止められるかが大事」と諭します。
ネタバレ3:氷雨の不安と伊麻の“1番”発言
氷雨はついに伊麻に問いかけます。「僕は、伊麻にとって“1番”なの?」と。伊麻は静かにこう答えます。「“1番”って言葉がすごく難しい。でも、私は氷雨のことをすごく特別だと思ってる」。その曖昧さが氷雨をさらに悩ませます。
ネタバレ4:氷雨の母の訪問でさらなる波紋
氷雨の母・あすか(黒沢あすか)が突然訪れ、伊麻の家と複雑な関係性を目の当たりにし衝撃を受けます。「こんな環境に息子を置いておくわけにはいかない」と断言し、次回に向けて大きな波乱を予感させます。

筆者の感想
第3話を観て改めて感じたのは、「1番になりたい」という願望の裏にある“独占欲”と“安心”への欲求でした。
氷雨の「自分は伊麻にとって1番なのか?」という問いは、ポリアモリーという関係性においてとてもリアルな疑問です。伊麻はこの問いに対し、「1番って難しい」と返しますが、それは彼女が誰かひとりだけに心を固定するのではなく、すべての関係性に真剣に向き合っている証とも取れます。
しかし、視聴者としての私は、氷雨の揺れる心に強く共感しました。好きな人が誰かと同じように他の人をも愛している——そんな状況で「自分は特別」と信じ続けることは、想像以上に難しい。だからこそ、伊麻の「特別だと思ってる」という言葉は、安心と不安の間に揺れる氷雨にとって、救いでもあり、さらなる迷いを生む“曖昧な優しさ”にも感じられました。
さらに、氷雨の母が登場したことで、この関係性が“家族”や“世間”とどう折り合いをつけるのかという視点も加わり、より現実的な葛藤が浮き彫りになってきました。第4話以降では、外部からの“常識”という圧力が、彼らの繊細なバランスをどう揺るがすのか注目していきたいです。
ドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】第3話への考察
考察1:「僕は1番なの?」氷雨の問いに込められた本音
第3話の中心にあったのは、氷雨の「僕は伊麻にとって1番なの?」という切実な問いでした。
ポリアモリーという複数の愛を前提とした関係性の中で、「1番」という概念を求めることは矛盾しているのかもしれません。しかし、人は誰しも“特別でありたい”という気持ちを持っています。氷雨のこの問いは、ポリアモリーを理解しようとしながらも、心が追いつかない葛藤そのものだったように思います。
考察2:伊麻の答えは、優しさか、それとも残酷さか
伊麻は「1番って言葉がすごく難しい」と返します。誰かひとりを“特別にする”のではなく、すべてのパートナーに誠実であろうとする彼女の姿勢は、ある意味で真摯です。しかしそれは同時に、氷雨のように“唯一無二”を求める人にとっては、曖昧で苦しい答えでもあります。
伊麻のこの返答は、優しさに見えて、実は相手を突き放す言葉なのかもしれません。
考察3:「理解されない愛」が家族の壁にぶつかる
そして、氷雨の母が登場したことにより、物語は“社会”や“家族”という現実の価値観と交差していきます。
ポリアモリーがどれほど当事者たちにとって自然な関係性であっても、それを受け入れられない人々がいるのもまた事実。氷雨の母は、世間の代表として描かれ、今後の関係性に大きな影響を与えそうです。
考察4:ポリアモリーという生き方のリアル
第3話を通じて見えてきたのは、「自由な愛」の裏にある“不安定さ”と“信頼の難しさ”です。
伊麻たちのように、形式にとらわれずに愛し合う姿勢は尊重されるべきですが、そこにはやはり多くの葛藤がつきまといます。
“愛とは何か”“独占することが本当に正しいのか”――この作品は、そんな根本的な問いを投げかけてくれます。
SNSのコメント
彼女がそれも愛と呼ぶなら3話面白かった!
— りーたん (@riitam54) April 18, 2025
彼女がそれも愛と呼ぶなら見終わった。最初伊藤健太郎さんが出るので見ていました。前回あたりから淵上泰史さんがちょっと出ていいなーと思った。恋がヘタでも生きてますで初めて知りやっぱりいいなーと思った。
— 井上誓子(せいこ) (@si0107) April 18, 2025

まとめ
第3話では、氷雨の「自分は一番なのか?」という不安と、それに正面から向き合う伊麻の姿が丁寧に描かれていました。“一番”という言葉に込められた独占欲や安心への願いは、多くの人にとって共感できるテーマです。しかし、伊麻が示す“誰か一人だけを特別扱いしない”というポリアモリー的な愛の在り方は、時に優しく、時に残酷でもあります。
また、氷雨の母・鈴子の登場により、「愛のかたち」を社会や家族という現実の価値観とどう調和させていくのかという課題も浮き彫りになりました。
“自由な愛”の美しさと、その裏に潜む痛みや葛藤を深く描いた第3話。次回では、氷雨の“ある計画”によって、伊麻の本心がより明らかになっていく予感です。果たして彼が知る“伊麻の一番”とは——。今後の展開にも目が離せません。
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