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NHK朝ドラ『あんぱん』第3話(第1週「人間なんてさみしいね(3)」)を鑑賞。
あんぱんを焼いている謎の男「草吉」の正体がついに判明!!
今回は『あんぱん』ドラマ第2話|あらすじ・ネタバレ&草吉の正体とパンに込められた記憶を解説と題して解説していきます。
『あんぱん』第1話(第1週「人間なんてさみしいね」)あらすじネタバレ結末
第1週「人間なんてさみしいね」
1:3/31(月) のぶと嵩が駅で激突する
2:4/1(火) のぶが嵩に詫び前言撤回
3:4/2(水) 柳井家を出ていく登美子 ◀︎ココ
4:4/3(木) 結太郎が出張に出発する
5:4/4(金) 描いた絵をのぶに贈る嵩
第1週|第2週|第3週|第4週|第5週
第6週|第7週|第8週|第9週|第10週
第11週|第12週|第13週
ネタバレ1:のぶと嵩、千尋のシーソー遊び
のぶ(永瀬ゆずな)は、千尋(平山正剛)とシーソーで遊ぶ嵩(木村優来)を見かけます。千尋が軽いためシーソーがうまく動かず、のぶが千尋の後ろに乗ることで、3人は楽しく遊ぶことができました。
ネタバレ2:嵩の絵と伯父・寛の励まし
家に帰った嵩は、その日のシーソー遊びの様子を絵に描いていました。伯父の寛(竹野内豊)は、その絵を見て「こじゃんと絵を描け」と励まします。
ネタバレ3:母・登美子の出発と嵩の追跡
翌日、嵩の母・登美子(松嶋菜々子)は「しばらく留守にする」と言い残して家を出て行きます。嵩は弟の千尋と共に登美子を追いかけ、「本当にすぐ迎えに来てくれる?」と不安げに尋ねます。登美子は頷き、去って行きました。
ネタバレ4:登美子の再婚の意図が明らかに
その後、寛の妻・千代子(戸田菜穂)が見つけた置き手紙により、登美子が再婚のために家を出たことが判明します。嵩と千尋の父・清(二宮和也)の一周忌を迎える前に、子供たちを残して再婚することに千代子は驚きを隠せませんでした。
『あんぱん』第3話の考察:
考察1:登美子の“再婚”という選択に込められたもの
嵩と千尋を残して家を出た登美子(松嶋菜々子)の行動は、視聴者に大きな衝撃を与えました。
一見「母親として無責任」とも思える行動ですが、戦前〜戦後の社会背景を考えると、女性が一人で子どもを育てることの困難さ、そして「子どもたちの将来のため」という葛藤があったのかもしれません。
→ ドラマとしては「愛情があるからこその選択」だったのか、今後の再登場とともに心情が描かれると期待されます。
考察2:嵩の“絵”は心の叫び
シーソー遊びを絵に描いた嵩は、はじめて他者と笑い合った体験を“絵”という形で表現しました。
伯父・寛(竹野内豊)が「こじゃんと描け」と励ましたのは、嵩の創造力を肯定する初めての言葉でもあり、嵩の成長の鍵となるシーンです。
→ この「描くこと」が、やがて嵩(=やなせたかしさん)を絵本作家へと導く伏線ともいえます。
考察3:登美子の“再婚”という選択に込められたもの
嵩と千尋が登美子を追いかけるシーンは、第3話のクライマックス。
「すぐに迎えに来てくれる?」と尋ねる嵩の言葉は、彼が母をどれだけ信じたいと思っていたかを如実に表しています。
しかしその思いは、のちの手紙により裏切られることになります。
→ この“置いて行かれる体験”が、嵩の心に「さみしさ」という感情を深く刻んでいくのです。
考察4:登美子の“再婚”という選択に込められたもの
第1週のサブタイトル「人間なんてさみしいね」は、回を重ねるごとにその意味がにじみ出てきます。
特に第3話では、「親と子の別れ」「他者との関係の中で芽生える不安や信頼」が交錯し、まさに“さみしさ”が色濃く描かれた回でした。
→ このさみしさこそが、“やさしさ”の源になることを、やなせたかしさんの人生は教えてくれます。
第1週「人間なんてさみしいね」
1:3/31(月) のぶと嵩が駅で激突する
2:4/1(火) のぶが嵩に詫び前言撤回
3:4/2(水) 柳井家を出ていく登美子 ◀︎ココ
4:4/3(木) 結太郎が出張に出発する
5:4/4(金) 描いた絵をのぶに贈る嵩
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『あんぱん』キャスト

- 朝田のぶ(今田美桜)
- 柳井嵩(北村匠海)
- 朝田結太郎(加瀬亮)
- 朝田羽多子(江口のりこ)
- 朝田蘭子(河合優実)
- 朝田メイコ(原菜乃華)
- 朝田釜次(吉田鋼太郎)
- 朝田くら(浅田美代子)
- 柳井登美子(松嶋菜々子)
- 柳井清(二宮和也)
- 柳井寛(竹野内豊)
- 柳井千代子(戸田菜穂)
- 柳井千尋(中沢元紀)
- 屋村草吉(阿部サダヲ)
予習レビューとリアル
二人が出会うまでのリアル嵩くん(やなせたかしさん)
「リアル嵩くん」こと やなせたかしさん は、大正8年(1919年)に生まれました。
ドラマ『あんぱん』では、嵩くんは物語の始まりですでに亡くなっている設定ですが、実際のやなせさんも 4歳のときにお父さんを亡くされています。
その後、やなせさんは お母さんと弟の3人暮らしを始めました。
小学2年生のときの大きな転機
やなせさんが小学2年生になった頃、お母さんからこう言われます。
「あなたは身体が弱いから、大人になるまでお医者さんの家で預かってもらいましょう」
そうして、母方の叔父が経営していた 柳瀬医院に預けられることになりました。
本当の理由と叔父との暮らし
幼かったやなせさんは、お母さんの言葉をそのまま信じていたそうですが、
実際は お母さんが再婚したため、やなせさんは叔父の家に預けられたのです。
とはいえ、やなせさんは 叔父にわが子のように大切に育てられ、
中学校を卒業後は 東京の美術学校に進学しました。
美術から戦争、そして新聞社へ
美術学校を卒業後は製薬会社に就職しますが、わずか1年ほどで 召集され、軍隊へ入隊。
戦地・中国から帰国した後は、しばらく高知の友人の家で仕事を手伝い、
その後、高知新聞社の記者募集に応募します。
そして、同じ新聞社で働くことになるのが――**リアルのぶちゃん(小松暢さん)**との出会いです。
二人が出会うまでのリアルのぶちゃん(小松暢さん)
「リアルのぶちゃん」こと 小松暢(こまつ のぶ)さんは、大正7年(1918年)に大阪府で生まれました。
やなせたかしさん(リアル嵩くん)は大正8年(1919年)生まれですが、早生まれだったため、お二人の学年は同じでした。
足の速さはドラマそのまま!
ドラマ『あんぱん』で描かれているように、リアルのぶちゃんも「ハチキン」や「韋駄天」と呼ばれるほど足が速く、
県大会の短距離走で優勝するほどの実力を持っていたそうです。
商社マンだったお父さんと、大阪での幼少期
ドラマと同じく、リアルのぶちゃんのお父さんも商社に勤めていました。
その勤務先は、当時日本最大の総合商社だった「鈴木商店」。
のぶちゃんが生まれたとき、お父さんは同社の 大阪・木材部に配属されていたため、彼女も大阪で生まれることとなりました。
ちなみに、NHKドラマ『虎に翼』では、主人公の父親が疑惑をかけられて逮捕されるというシーンがありますが、
その舞台となった企業も、鈴木商店と同じ財閥系列の企業だったそうです。
お父さんとの別れと東京での暮らし
のぶちゃんは 6歳のときにお父さんを亡くします。
その後、女学校を卒業し、東京の会社に就職。しばらくして結婚しました。
しかし、ご主人は終戦直後に病で亡くなってしまいます。
高知新聞社での再出発、そして運命の出会い
戦後の混乱の中、のぶちゃんは自立するために 高知新聞社の記者募集に応募。
採用され、同社初の女性記者となります。
そしてこの就職がきっかけで、やがてやなせたかしさん(リアル嵩くん)との出会いへとつながっていくのです。
のぶちゃんと嵩くんの出会い
物語の冒頭で描かれるのが、のぶちゃんと嵩くんの出会いのシーンでした。
少し物語が進み、転校してきた嵩くんが初めて学校に登校する場面ではなく、
“たまたま家が近所だから”というきっかけでもない、いきなりの正面衝突。
この衝撃的な出会いは、まさに物語を動かすきっかけとなる印象的な場面でした。
しかも、出会いのタイミングがまたドラマチックです。
のぶちゃんにとっては、大好きなお父さんが出張から帰ってくる日。
一方、嵩くんはというと――
大好きだったお父さんを亡くしたばかりで、悲しみの中、東京から御免与(ごめんよ)へやってきた夕方でした。
まったく正反対の状況にいる二人が、ここで出会うことになります。
ドラマと史実で異なる「出会いの時期」
ドラマでは、のぶちゃんと嵩くんは小学生時代に出会うという設定になっていますが、
実際のモデルである 小松暢さん(リアルのぶちゃん)とやなせたかしさん(リアル嵩くん)の出会いは、二人が成人してからのことです。
さらに、ドラマ内の出会いは「戦前」に設定されていますが、
史実では二人の出会いは戦後になります。
つまり、ドラマの描写では既に知り合っているように見える二人ですが、
実際には 戦前の段階ではお互いの存在をまったく知らなかったのです。
昭和初期、二人はそれぞれ何をしていたのか?
そんな背景を知ることで、
「ドラマで描かれていないリアルな二人の人生」や
「なぜ“あんぱん”という作品が生まれたのか」という視点が、より深く見えてきます。
以下、事実に基づいて二人の歩みを簡単にまとめていきます。
まとめ
NHK朝ドラ『あんぱん』第3話では、ついに謎のパン職人・草吉の正体が明かされ、のぶや嵩にとって“あんぱん”が意味するものが、より深く描かれました。
また、のぶの母・登美子が柳井家を出ていくという大きな転機が描かれ、嵩が抱える喪失感と孤独感が際立った回でもありました。
さらに、実在モデルであるやなせたかしさんと小松暢さんのリアルな人生エピソードにも注目。
ドラマでは小学生時代からの縁として描かれている二人ですが、実際には戦後、高知新聞社での出会いが始まりだったことがわかります。
こうした史実を知ることで、『あんぱん』という作品が伝えようとしている「やさしさ」や「つながり」の意味が、よりいっそう心に染みてきます。
次回、第4話ではのぶと嵩の関係がどのように深まっていくのか、そして草吉の過去がさらに明かされるのか――見逃せない展開が続きます!
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