4月3日から放送開始されているドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】(#かのそれ)について1話のネタバレと2話への考察をまとめて解説していきます。
- ドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】概要
- ドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】1話のネタバレ
- ドラマの考察と解説

ドラマの概要

ドラマ『彼女がそれも愛と呼ぶなら』は、42歳のシングルマザー・水野伊麻(栗山千明)が、3人の恋人との関係を通じて“愛のかたち”を問い直していくヒューマン・ラブストーリーです。
大学院生・氷雨(伊藤健太郎)、営業マン・亜夫(千賀健永)、バル店長・到(丸山智己)と合意のうえで複数恋愛を続ける伊麻。
娘や友人との関係、そして周囲の価値観とのズレの中で、伊麻は“それも愛”と呼べるのかを模索していきます。
多様な愛のかたちを丁寧に描いた、共感と違和感が交錯する話題作です。
氷雨(伊藤健太郎)は生物学専攻の大学院生。彼がアルバイトするカフェには、毎週決まった時間に訪れる一人の女性がいた。彼女の名前は伊麻(栗山千明)。氷雨は、知的で独特の価値観を持つ彼女へ思いを寄せ始めていた。ある日、氷雨は彼女から「モンブラン食べに行くけど…氷雨くんもどう?」と声をかけられる。社交辞令に決まっている、と自らに言い聞かせる氷雨。結局伊麻がケーキ屋に行くと言っていた時間にはアルバイトが入ってしまったが、バイト後、気になった氷雨がケーキ屋の近くを通ると、そこにはひとりたたずむ伊麻の姿が。約束をすっぽかしたことを謝る氷雨に、氷雨のことを考えて待っている時間すら楽しかったと答える伊麻。関係を一歩踏み出そうとした氷雨だったが、伊麻は「その前に話しておきたいことがある」と告げる。そして、氷雨が伊麻の家を訪れると、そこには伊麻と親しげな二人の男性、亜夫(千賀健永)と到(丸山智己)の姿が。困惑する氷雨に明かされたのは「二人とも恋人」だという事実。氷雨に対して伊麻は、「氷雨くんのこと好きだよ。でも、到のことも亜夫のことも同じくらい好きなの」と想いを伝える。一人を愛することが当たり前だと思っていた氷雨は、伊麻の愛の形を受け容れることができるのか――。スパイシーでスウィートなラブストーリーが、いま始まる!
引用元:公式サイト
ドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】1話のネタバレ
ネタバレ1:氷森はある人のために「アップルピース」入りのブレンドティーを入れている
生物学専攻の大学院生「氷森(伊藤健太郎)」が働くカフェでは、曜日ごとにオリジナルブレンドのハーブティーを出している。
そこで、氷森はある時間帯の木曜日だけ「アップルピース」をある彼女(年上のシングルマザー・伊麻(栗山千明))のために毎回に用意していた。
伊麻は氷雨が話す生物学の話を楽しそうにいつも聴いており、氷雨もそれが嬉しかった。
ネタバレ2:氷雨と伊麻の恋の発展と「ポリアモリー」の衝撃事実
伊麻がカフェで「モンブランが美味しいお店」に一緒に行こうと提案するが、当日は氷雨のアルバイト時間が長引いてしまい閉店時間で氷雨はいけなかった。
そのまま、氷雨は帰り道を歩いていると、海岸沿いでテイクアウトを食べている伊麻を見かけ、楽しく談笑していると氷雨の方から伊麻に「抱きしめても良いですか」と、キスまで持ち込むが伊麻の方から「話しておきたいことがある」と自宅に招かれる。
伊麻の自宅に行くと、そこには2人の男性「空久保亜夫(千賀健永)」と「風間到(丸山智己)」がおり、伊麻は2人とも愛していると告げられる。
彼女は「ポリアモリー」であった。
ネタバレ3:束縛感強めな氷雨の母親とその過去
衝撃的事実を知ってしまった氷雨は、その日以来伊麻との連絡を断っていた。
氷雨は学校の課題やテスト勉強をしている最中に、母親である小森鈴子(黒沢あすか)に「今日バイトは?」と聞かれ、テスト勉強や課題のために変わってもらったというが鈴子から「彼女ができたら教えてね」と釘打ちされる。
過去に、氷雨の父親が愛人を作り出ていった過去があり、鈴子は息子として少し歪んだ愛情を持っていた。
ネタバレ4:ポリアモリーは伊麻だけではない現実を知る氷雨
カフェのバイトに戻った氷雨は、あの日以来会っていなかった「空久保亜夫」に出会う。
亜夫はその日、デートの待ち合わせをしていると言い、伊麻以外にも恋人がいる事実を初めて知り、ますますわからなくなるが亜夫から伊麻が「彼の断る余白がなくなるから」という理由と不誠実であることから、自身のポリアモリーであるという事実を全て明かしていたと言う事実を聞かされる。
そこで氷雨は、伊麻と付き合うことを決意する。
ドラマ【彼女がそれも愛と呼ぶなら】2話への考察
考察1:氷雨の“承認”は本物か?
氷雨は伊麻の恋愛スタイルを受け入れ、「付き合いたい」と自分から関係を望みましたが、それは本当に“納得”の上での決断だったのか、疑問が残ります。
特に彼の母・鈴子との関係には支配や依存のような要素が見え隠れし、「愛とは何か」に対する価値観も歪んでいる可能性があります。
第2話では、氷雨が“承認したつもり”だった感情が揺らぎ、葛藤に対する行動が表面化してくると考察します。
考察2:他の恋人たちとの“温度差”
伊麻の他の恋人である亜夫や風間は、すでにポリアモリーとしての関係性に一定の理解とルールを持っているように描かれていました。一方、氷雨はまだその世界に足を踏み入れたばかり。
第2話では、この恋人たちの“温度差”が摩擦となって現れるシーンが描かれる可能性が高いです。嫉妬や不安、初めての異様な環境での衝突が物語の緊張感を生み出すのではないでしょうか。
考察3:娘・千夏の視点が動き出す?
第1話では伊麻の娘・千夏はまだ物語の中で大きくは動いていませんでしたが、校内で一部の間で噂になっている母の複数恋愛をどう受け止めるのかは今後の大きなテーマのひとつになるはずです。
「家族の形はどうあるべきか」「母としての役割と女性としての自由」は、視聴者の価値観にも鋭く問いかけてくる部分。第2話以降、千夏の視点が物語に深みを与える鍵になると考えられます。
SNSのコメント
彼女がそれも愛と呼ぶなら
— トリプル3 (@tripre3) April 7, 2025
TVerにて1話目見ました!
う〜〜〜ん
う〜〜〜ん
う〜〜〜ん
なるほど〜という感想ですね🙂
氷雨のお母さんのあの設定が無ければ、見続けれたのになぁ〜と思ってしまいました。
理解力が乏しいおじさんの感想です。
以上で御座います。
彼女がそれも愛と呼ぶなら
— 日下 りな (@karats024) April 7, 2025
おもしろいかも
彼女がそれを愛と呼ぶなら∶
— Break_time☕カフェ~ドラマ📺️映画🎬️読書📚️ (@puticat) April 7, 2025
栗山千明と健太郎。好きの種類が違うなら。癒やされたい友達以上彼氏未満、体の相性だけを求める相手、家族的な相手など。その相手がみんな同じように感じて同居出来るとかは、かなりハードル高いと思うけど🤔
抱きしめるのもキスするのも、今は許可がいるのね😅
ドラマの感想
ドラマ『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第1話は、想像以上に“静かな衝撃”がありました。
シングルマザーの伊麻が、3人の恋人と合意のうえで関係を築く…という設定だけを見ると過激に感じるかもしれませんが、実際に描かれていたのはとても繊細で、丁寧に積み重ねられた「人と人との距離」でした。
ポリアモリーというテーマに挑戦しながらも、どこか優しく、でも確かに胸を突くセリフの数々。特に印象に残ったのは、伊麻の「誰かひとりに全部を託すのは、もうやめたい」という言葉。
これは恋愛だけでなく、今を生きる多くの人の“生き方”にも重なるのではないでしょうか。
娘や友人たちとの価値観のすれ違いを通して、「愛とは何か」「家族とは何か」という問いを観る側にも静かに投げかけてくるこの作品。
単なる恋愛ドラマにとどまらず、今の時代だからこそ響く“多様性”の物語として、第1話から引き込まれました。
今後、伊麻の選択がどんな未来を引き寄せていくのか。じっくりと見届けたいと思います。
まとめ
ドラマ『彼女がそれも愛と呼ぶなら』第1話では、シングルマザーの伊麻が“ポリアモリー(複数愛)”という新しい愛のかたちを体現する中で、若い大学院生・氷雨との出会いが描かれました。
氷雨が伊麻に惹かれていく過程、そして彼女の恋愛スタイルを知ったときの戸惑い、さらに彼自身の家族の過去や母親との関係も浮き彫りになり、「愛とは何か」「独占しない関係は成立するのか」といった深い問いを投げかけるストーリーとなっています。
SNSでは共感や戸惑いの声が入り混じり、まさに“賛否両論”を呼ぶスタートとなりました。
繊細なテーマを真正面から描きながら、登場人物それぞれの選択や葛藤が丁寧に描かれており、今後の展開にも大きな期待が寄せられます。
「それも愛」と言えるのか――。
視聴者自身の価値観も揺さぶられる、深く考えさせられる一話でした。
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