ドラマ『恋は闇』第4話 ネタバレ・考察レビュー|ついに犯人と対峙!万琴の運命・真犯人の予想3選

「恋は闇」第4話

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2024年5月7日22:00より放送のドラマ『恋は闇』第4話では、万琴(岸井ゆきの)がついに“ホルスの目殺人事件”の犯人と遭遇し、物語は新たな局面を迎えます。

目次

第4話のあらすじ・ネタバレ

ネタバレなしのあらすじ

「いま目の前にいる浩暉が好き」――。世間を震撼させる連続殺人【ホルスの目殺人事件】を取材する万琴(岸井ゆきの)は、共に事件を取材する浩暉(志尊淳)にまっすぐ想いを伝え、浩暉も告白を受け入れる。2人は、事件が解決したら万琴の地元に旅行に行こうと約束を交わす。

犯人は身長175センチから180センチ、黒のレインコートを着てフードを目深にかぶった人物――。事件の犯人像が少しずつ浮かび上がる中、次なる5件目の犯行現場を予測する万琴は、現場付近の住民が提供してくれた動画に不審な男が映っているのを確認。動画を見た番組スタッフたちは、きっと犯人に違いない…と色めき立つが、プロデューサーの沙樹(西田尚美)は、何も分からない現段階で放送に使うのは時期尚早だと判断。
野田(田中哲司)は万琴に、動画に映る不審な男の正体が浩暉の父・設楽貫路(萩原聖人)であると告げる。貫路が過去に、浩暉の母・設楽久美子(紺野まひる)を『ホルスの目』と酷似した形で殺害していたことを知った万琴は、浩暉の複雑な胸中を思い、事件解決に一層燃える。

引用元:日テレ公式サイト第4話(https://www.ntv.co.jp/koiyami/story/)

『恋は闇』ドラマ第4話ネタバレ

ネタバレ1:5月5日、張り込み中の万琴が“犯人”と遭遇!

万琴は、これまでの犯行現場の法則性から5月5日に次の事件が起こると予測。現場で張り込みを続けていたところ、黒いレインコートの不審人物と鉢合わせします。彼の姿は、以前提供された動画に映っていた犯人と酷似しており、緊迫感が走るシーンに。

ネタバレ2:犯人の正体は浩暉の父・貫路!?

野田は万琴に、「動画に映っていた人物は浩暉の父・設楽貫路(萩原聖人)だ」と告げます。

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さらに、貫路は過去に浩暉の母・設楽久美子を刺殺した容疑で逮捕されていたことも判明。しかし、この情報が真実かどうか、万琴は戸惑いながらも調査を進めます。

ネタバレ3:刑事・正聖が浩暉を疑い始める

警察では、正聖が新たな疑念を抱きます。過去の事件において「第一発見者」であった浩暉が、実は真犯人ではないかという仮説が浮上。現在の“ホルスの目事件”と、久美子殺害事件の手口が酷似しているため、疑惑が一気に高まります。

ネタバレ4:貫路の行方を追う警察と、揺れる万琴の心

万琴は、自分の命を助けてくれた浩暉と、連続殺人事件の容疑者として疑われる浩暉との間で葛藤します。一方、貫路の動向を追っている警察は、過去の事件の再捜査に着手。

真犯人が貫路なのか、それとも別にいるのか…物語はますます混沌としていきます。

筆者の感想

第4話は、“真実に一歩近づいたようで、さらに深い闇へ引きずり込まれる”ような回でした。

特に衝撃的だったのは、黒いレインコートの男=浩暉の父・貫路という情報。
しかし、ここで終わらないのがこのドラマの魅力です。
過去の事件で逮捕された貫路が、なぜ今ふたたび姿を現したのか?
そして、母・久美子殺害事件と「ホルスの目殺人」の手口の類似…
どうしても、“浩暉が真犯人なのでは?”という疑念が浮かんでしまいます。

それでも、万琴を守るように行動する浩暉の姿には、「嘘の中にある真実」が滲んでいて、
視聴者としても、簡単には黒だと断定できない複雑さがあります。

個人的には、正聖の視点が冷静さを保ちながらも揺らいでいく様子が人間臭くてとても良かったです。
全員が「正義と疑念」の狭間で揺れていて、それがこの作品にリアリティと緊張感を与えている。

次回、「貫路の真意」と「浩暉が何を隠しているのか」がさらに明かされることを期待しています。
“闇”の中に一筋の“光”が見えるのか、それとも全てが飲み込まれてしまうのか…。
ラストへのカウントダウンが本格的に始まった――そんな予感がした一話でした。

『恋は闇』ドラマ第4話の考察

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考察1:「黒いレインコート男=貫路」説は本当か?

第4話で登場した不審者の映像に、万琴が「浩暉?」と戸惑う場面がありましたが、最終的に“浩暉の父・貫路”の可能性が示唆されました。
この流れ、かなり意図的です。視聴者に対して「浩暉ではなかった」という安堵を与えると同時に、「じゃあなぜ今、父が…?」という新たな不信を植え付けてきます。

重要なのは、“黒いレインコート男の目的”と“久美子殺害事件との関係”です。
貫路がただの加害者として再登場するだけでは、物語として弱い。
もしかすると「久美子を殺したのは別人」であり、貫路は“冤罪で逮捕された被害者”なのかもしれません。


考察2:「浩暉は全てを知っている」説が濃厚に

浩暉の一貫した“曖昧な態度”と、“真相にだけは踏み込ませない姿勢”は、今回ますます不自然さを増しています。
万琴に対して感情を見せる一方で、事件の核心には決して言及しようとしない。

ここで浮かび上がるのは、「浩暉は真犯人ではないが、すべてを知っている」説。
特に母の事件を調べる警察の動きと並行して、“あえて手を引くような行動”をとる彼の姿は、「真相を公にできない理由がある」と考えるのが自然です。


考察3:警察内部に“情報操作”している人物がいる?

正聖と大和田が警察として本気で動き始めた今、注目すべきは「ドライブレコーダーのデータが消されていた」点。
これは偶然ではなく、内部から情報を隠蔽できる立場の人間が存在する証拠です。

浩暉が関与していないなら、何者かが意図的に“浩暉を守っている”可能性が浮かびます。
それが父・貫路なのか? それとも、久美子の過去と関係のある第三者なのか――
いずれにしても、捜査の中にもう一段階“裏の階層”が存在していることが確定した瞬間です。


考察4:「ホルスの目」事件の構造は“儀式的殺人”か?

「ホルスの目」という象徴を模した連続殺人の構図は、もはや偶然ではありえない状況になっています。

この事件の異様さは、殺害の動機が怨恨や利害ではなく、“思想的な儀式”に近いものに感じられる点です。
犯人は「浩暉を事件の中心に巻き込むこと」を目的としており、そのために現場を“ホルスの目”として演出している可能性すらあります。

つまり、“浩暉は狙われている”というよりも、“物語の象徴として使われている”という可能性があるのです。
この物語は、単なるミステリーではなく、「個人の過去と社会の闇」が絡み合う構造型ドラマとして進化していると見て良いでしょう。

🎯 真犯人は誰?現時点での有力候補3選

① 蔵前沙樹(番組プロデューサー)

  • 「報道」という権力をコントロールできる立場にあり、万琴・浩暉の行動も常に把握している。
  • 沙樹が野田の裏にいる構図もすでに明らか。視聴率や話題性のために“事件をコントロール”している疑いあり。

👉 動機仮説:「話題作りのために“情報操作型殺人事件”を演出している」

② 正聖(刑事・万琴の元カレ)

  • 今のところ“正義の人”に見えるが、高校時代の万琴の秘密に異常な執着を見せる。
  • 「愛情が暴走した末の監視・操作」がすでに兆しとして見え始めている。

👉 動機仮説:「万琴を“救いたい”がために、事件を利用して浩暉を排除しようとしている」


③ 第三の人物(久美子の過去に関係する者)

  • 久美子殺害事件に関係した“警察”や“司法関係者”が登場していない点も不自然。
  • 「冤罪で逮捕された貫路」「何かを隠す浩暉」から考えても、“真相を封じたい者”が現在も暗躍している可能性がある。

👉 動機仮説:「10年前の“闇”を追求されるのを恐れ、再び殺人を繰り返している」

🔮 ラスト展開の仮説|「恋」と「闇」の結末とは?

◆ 最終的に浩暉は“真犯人ではない”が、“すべての真相を知っている”存在として描かれる

  • 浩暉は母・久美子の事件の真相を知っていたが、あえて隠していた。
  • 「過去の罪を背負うことで、誰かを守っている」ことが最終回で判明する。

◆ 万琴が「闇」に落ちる、もしくは「光」として事件を終わらせる

  • タイトル『恋は闇』は、「愛することで、人は正気を失うこともある」というテーマのメタファー。
  • 万琴が最後に下す“報道の選択”が、「闇に飲まれる」か「闇を照らす」かの分かれ目となる。

◆ 最後に明かされる“ホルスの目”の意味=見られていたのは視聴者(=我々)

  • “ホルスの目”はエジプト神話で「全てを見通す目」。
  • 本作では、“真実を報道する者”が“何を見逃し、何を捏造したか”を浮き彫りにする。
  • **つまり、このドラマの本当の主題は「情報と暴力の関係性」**にある。

出演キャスト紹介

  • 設楽浩暉(したら ひろき):​志尊淳
  • 筒井万琴(つつい まこと):​岸井ゆきの
  • 小峰正聖(こみね まさきよ):​白洲迅
  • 大和田夏代(おおわだ かよ):​猫背椿
  • 松岡慧(まつおか けい):​浜野謙太
  • 野田昇太郎(のだ しょうたろう):​田中哲司
  • 蔵前沙樹(くらまえ さき):​西田尚美
  • 木下晴道(きのした はるみち):​小林虎之介
  • 臼井啓二(うすい けいじ):​おかやまはじめ
  • 進藤荒太(しんどう あらた):​竹森千人
  • 児嶋一哉(本人役):​児嶋一哉
  • 黒田みゆ(本人役):​黒田みゆ(日本テレビアナウンサー)
  • 尾高多江子(おだか たえこ):​山本未來

まとめ|“愛”は真実を暴くのか、それとも隠すのか――

第4話では、物語の核心に迫る大きな転機が描かれました。
黒いレインコートの男が“浩暉の父・貫路”である可能性が浮上し、過去と現在の事件が交錯し始めます。

しかし、全てが明らかになったわけではありません。むしろ、「誰かが意図的に“真実”を遠ざけている」という構造が見え始めました。

・浩暉は犯人なのか、それとも真相を握るキーパーソンなのか?
・貫路は加害者なのか、それとも10年前の冤罪被害者なのか?
・万琴は“報道”という光で事件を照らせるのか?

“恋”と“闇”という対極の中で、人々の感情と行動が錯綜する『恋は闇』。
第5話では、さらに衝撃的な展開が待っているはずです。
次回も引き続き、あらすじ・ネタバレ・考察を徹底的に深掘りしてお届けします。

2025年4月期のおすすめドラマの考察ネタバレ特集はこちら

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