楽曲「はいよろこんで」で、昨年2024年『日本レコード大賞』にて最優秀新人賞を受賞した、【こっちのけんと】さんが、年始である1日にXを更新し、活動セーブを発表しました。
この記事では、【こっちのけんと】活動休止理由。症状はいつから?休止期間はいつまで?と題し、内容を深掘りしていきます。
【こっちのけんと】の病気の詳細
昨年、楽曲「はいよろこんで」で、大ヒットを記録した【こっちのけんと】さんは自身のXアカウントで自身の症状を『双極性障害(躁うつ病)』と公表していました。
人と関わるのが恐くなってしまい、大きな動きができなくなって早1ヶ月が経ちました。 本当に申し訳ないです。 双極性障害(躁鬱)とのことでした。 何が何だか分からない毎日を過ごしていますが、 何が何だか幸せではあります。
引用元:「こっちのけんと」公式Xアカウントより一部抜粋
躁うつ病とは?
躁うつ病は、気分が落ち込む「うつ状態」と気分が活発的になる「躁状態」が極端に繰り返す症状が特徴的な精神疾患を言います。
双極性障害は、統合失調症と並んで「二大精神疾患」と呼ばれていて、精神疾患の中でも頻度が高い病気です。
引用元:順天堂大学公式サイト
「うつ状態」の際には、全てが無気力・無意味に感じ、外出先などで他の人とのコミュニケーションをとることもままならないといいます。反対に、「躁状態」では気分の行き過ぎで周囲の人たちからも「あれ?この人ちょっとおかしいのでは?」と思われるほど。
このような症状も実際に感じていたと【こっちのけんと】さんも語っています。
ココだけの話ですが。
— こっちのけんと (@SuppokoPeppoko) October 14, 2022
明日のmabatakiのカバーは、
躁うつの躁状態のワタシとうつ状態のワタシ2人で制作したので、興味深い作品になりました。
期待していた方が楽しめると思います。
類稀なる気合いの入りようです。
愛してます。
うつ病から双極性障害(躁うつ病)になった経緯
【こっちのけんと】さんは、初めから双極性障害と診断されたわけでなく、社会人1年目の頃(大学卒業後)に慣れない環境でプレッシャーや責任感に押しつぶされそうな日々を送っていた際に、医師から『うつ病』と診断されました。
その後、2020年ごろに治療は続けていたものの症状が悪化し、仕事が続けれなくなり療養を優先することになりました。この頃に、音楽活動を始め、次第に気分の浮き沈みのある『躁状態』と『うつ状態』を繰り返す症状が出始め、2022年ごろ医師から「双極性障害」であると診断されました。
双極性障害(躁うつ病)になった理由は?
双極性障害(躁うつ病)の原因は主に以下の3つの原因が関係していると言われています。
- ストレス
- 生活リズムの乱れ
- 遺伝
どれも、学生→社会人と生活習慣が急に変化する時期だね。
また、双極性障害(躁うつ病)は20代から30代前後に多い傾向があります。
双極性障害は、20代から30代前後で発症する傾向にあるようです。理由としては、結婚や就職、学業面などライフスタイルの変化が多く、ストレスを感じやすい時期だからと考えられています。
引用元・参考文献:新宿うるおいこころのクリニック
病気の公表は?
【こっちのけんと】さんは2023年9月29日の自身のXアカウントで双極性障害であると公表しています。
また、【こっちのけんと】さんは、「同じように苦しむ人たちに希望を届けたい」という思いから、病気を公表することを決意したようです。
その投稿を受けファンからは心配と労いの声が多く寄せられている。
こっちのけんとさんは双極性障害(躁うつ病)患者の星。
— フランケン(MDC) (@franken0812) December 30, 2024
怖がられたりするから、あまり人に病気のことを言いたくないけど、こうして有名人が公表してくれると、一般人も少し気が楽になる。
知らんかった…
— キュウ-Z (@qooji03) January 1, 2025
ゆっくりなさって、また素敵な歌聞かせてくださいね
こっちのけんとが活動セーブへ 公表している躁うつ病との闘病のためか #ldnews https://t.co/YeFYJKSJfu
病気と兄(菅田将暉)との関係は?
病気の発症に関して、兄である「菅田将暉」さんは何も関係していないと本人は語っていましたが、インタビューで兄(菅田将暉)さんが俳優業であるが故に、兄の映画作品に宥められている感覚になったり、心の支えになっているとも語っていました。
現在の状況
活動休止と言いますか、活動セーブの気持ちです。
— こっちのけんと (@SuppokoPeppoko) December 31, 2024
音楽はしてないと壊れちゃうので引き続き作り続けます。
それはそれは楽しみにしていてください。
先日の自身のXの投稿より「活動セーブ」と、『躁状態』→『うつ状態』を実感しているとのことで、メディアへの露出は極力なくなるのではないかと考察します。
音楽活動は引き続き作り続けるとのことですが、心の病ですので無理のないようにしてほしいところですね。
病気が完治するまたは完改するまで
双極性障害で躁状態とうつ状態の現れる周期には個人差がありますが、最初の躁状態とうつ状態の間は、4~5年程度あくのが一般的といわれています。
引用・参考文献:LITALICOワークス
【こっちのけんと】さんの診断が双極性障害(躁うつ病)されたのが2022年ごろなので、個人差はありますが、かなりの長い期間のブランクになると予想されます。
また、2024年の期間については「若干の躁状態であった」と語っていることから、躁状態特有の無理をしてしまっていた可能性もありますね。
まとめ
これまで自身の病である『双極性障害』と戦いながらも、楽曲「はいよろこんで」で、昨年2024年『日本レコード大賞』にて最優秀新人賞を受賞する努力と強さには脱帽します。
今後の活動は一旦「セーブ」するとのことですが、本当に無理をなさらず、次の素晴らしい楽曲を聴ける日が待ち遠しいですね。
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