本記事内にはプロモーションが含まれています。
2025年7月8日(火)からテレビ朝日系「火曜ドラマ」枠で、ドラマ【誘拐の日】が放送開始されます。
このドラマは、家庭内暴力を受けながらも記憶喪失となった少女と、金銭的に追い詰められた誘拐犯の男が、偶然出会い“疑似親子”として逃亡劇を繰り広げる、異色のヒューマンサスペンスです。
原作は韓国ドラマ『誘拐の日』(原題「유괴의 날」)をベースとした日本版で、主演は斎藤工さん(誘拐犯・新庄政宗役)と永尾柚乃さん(記憶を失った少女・七瀬凛役)が務めます
この記事では以下がわかります。
- 原作『誘拐の日』について
- 日本版ドラマ『誘拐の日』のストーリー、キャスト、関係スタッフ
- 放送日時
- 主題歌「us」について
原作『誘拐の日』について

原作は「유괴의 날(誘拐の日)」韓国ドラマ(2023年、ASTORY & KT Studiogenie制作)が基になっています。
原作の簡単なストーリー概要
主人公の男ミョンジュンは、病気の娘の手術費用を工面できず、ある計画に手を染めます。
それは、大金持ちの医者の娘である天才少女ロヒを誘拐し、身代金を要求するというもの。
ところが誘拐当日、少女ロヒは何らかの理由で記憶を失ってしまう。
ロヒはミョンジュンを「父親」だと勘違いし、一緒に生活を始めることに。
さらに予想外の事件が発生します。
ロヒの本当の両親が何者かに殺害されるのです。
犯人として疑われたミョンジュンは、少女と共に逃亡しながら、真相を探ることになります。
物語は、父娘のような奇妙で心温まる関係性と、裏で渦巻く陰謀・殺人事件の真相が同時に進行していくスリリングな展開となっています。
原作を見た筆者の感想(一言)
「おかしな誘拐犯と記憶喪失の天才少女が、親子のように絆を深めながら逃げて、最後は陰謀の真相に迫っていく物語」です。
韓国原作の物語と日本版ドラマの違いについて
韓国原作『유괴의 날』の特徴
- ジャンル・トーン:コメディ要素を含むスリリングな展開中心の「コメディスリラー」
- 主人公バディ:誘拐犯のミョンジュン(ユン・ゲサン)と11歳の天才少女ロヒ(Yuna)が、掛け合いを通じて心を通わせていく描写が魅力的。
- 物語構造:テンポの速い展開と意外な真相、ミステリー要素を強く押し出している。
日本版『誘拐の日』の独自アレンジと違い
- “疑似親子バディ”描写の強化:韓国原作にも存在するバディ関係を、日本版ではさらに“父と娘”として深く掘り下げる演出に改変
- 日本オリジナルキャラ/役割の追加:弁護士・山崎忠役(深澤辰哉)は韓国版にない登場人物で、物語に新たなミステリーと人間関係の複雑さを加える重要な役回しとなっている
- トーン・演出の調整:韓国版のテンポ重視・スリル重視の作りを受け継ぎつつ、日本版では心理描写や人間ドラマに軸足を移して再構築。視聴者への感情の訴えに注力している
- 脚本・演出陣の変更:日本版の脚本は『半沢直樹』『下町ロケット ゴースト』などを手がけた丑尾健太郎氏、演出は『星降る夜に』の深川栄洋氏・片山修氏が担当し、日本特有の演出スタイルが追加
日本版ドラマ『誘拐の日』のストーリー、キャスト、関係スタッフ

日本版ドラマ「誘拐の日」ストーリー概要
2025年7月から放送される日本版ドラマ「誘拐の日」は、心臓病を患う娘の手術費用を用意できず苦悩する新庄政宗が主人公となる。生活に困窮し、妻の提案を受けて裕福な病院長の娘・七瀬凛を誘拐する計画を立てる。しかし、実際の誘拐は想定外の形で始まる。誘拐現場へ向かう途中で凛本人が突然車の前に現れ、そのまま誘拐を実行することに。だが凛は事故の影響で記憶を失ってしまい、自分を「パパ」と名乗る新庄に自然と懐くようになる。
新庄は困惑しながらも凛と一緒に生活を始めるが、その直後、凛の実の両親が何者かに殺害される事件が発生する。誘拐犯だったはずの新庄は、今度は殺人容疑までかけられ、警察と正体不明の追っ手から逃げることになる。凛は幼いながらも頭脳明晰な天才少女であり、複数の言語を操る知性と冷静さを持ち合わせている。新庄は次第に凛の助言や知恵に助けられながら、二人は奇妙な親子関係を築いていく。
逃亡の中で事件の真相を追い求める彼らは、ただの誘拐事件では終わらない陰謀や秘密に巻き込まれていく。犯罪の中で芽生えていく不器用だが温かな“疑似親子”の絆と、次々に展開するサスペンスが交錯する物語となっている。
出演キャスト一覧
- 新庄政宗(誘拐犯・父親のふりをする):斎藤工
- 七瀬凛(記憶喪失の天才少女):永尾柚乃
- 山崎忠(弁護士):深澤辰哉(Snow Man)
- 北村高広(刑事):佐藤寛太(劇団EXILE)
- 須之内司(刑事課チームのリーダー役):江口洋介
- 不明(刑事課チームに所属):白石直也、久保田武人、さかたりさ
- 汐里(新庄の妻):安達祐実
- その他主要キャスト:内田有紀、鈴木浩介、長谷川初範、望海風斗、渋川清彦
関係スタッフ
原作
韓国ドラマ『誘拐の日』(原題:유괴의 날)<br>脚本:キム・ジェヨン(韓国版)
日本版スタッフ
- 脚本:丑尾健太郎
- 監督:深川栄洋/片山修
- 音楽:長岡成貢
- 主題歌:yama「us」
プロデュース/制作関係
- ゼネラルプロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)
- プロデューサー:峰島あゆみ(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)
- 制作協力:アズバーズ
- 制作著作:テレビ朝日
放送日時
初回放送:2025年 7月 8日(火)よる 21:00〜22:00(拡大スペシャル)
レギュラー放送:以降毎週火曜日よる 21:00〜21:54(テレビ朝日系全国ネット)
主題歌「us」について

- アーティスト:yama
- 楽曲名:「us」
- 制作:百田留衣(作詞・作曲・編曲)
- テーマ:「私たち」「明日」──少女視点で「記憶の不安」「痛みと温もり」を綴る
- アレンジ:シリアスなストリングスを軸にしたミドルナンバー
- リリース:配信予定(6月17日ティザームービーで初出し済み)
まとめ
斎藤工さん主演の日本版ドラマ『誘拐の日』は、韓国原作のスリリングな物語をベースにしながら、心理描写や親子の絆を深く描いたヒューマンサスペンスです。
記憶喪失の天才少女と間の悪い誘拐犯という意外なバディが織りなす逃亡劇の中で、次々と明かされる真相と複雑に絡み合う人間模様が展開されます。
韓国版との違いや、日本オリジナルの登場人物・演出も見どころの一つ。放送は2025年7月8日からスタート。
主題歌にはyamaさんの新曲「us」が採用され、ドラマの世界観をさらに彩ります。サスペンスファンはもちろん、心温まる親子ドラマとしても注目の一作です。
コメント