「最近、TikTokやInstagramでレジンアートはよく見かけるけど、他のアートはないの?」
「始めやすくて、できればそれっぽいアートを始めたい」
この記事はそんな方に向けて、初心者の方でも始めやすい「フルイドアート」についてご紹介しております。
初めまして。
MAMMOTH WORK運営者のマームと申します。
働き方の自由化で個人事業主の方やフリーランスで活躍している人を多く見かけします。
通常、高校生や専門学校、または大学・大学院を経て就職活動を行い就職すると言うのが現在のスタンダードな稼ぎ方だと思います。
さらに、正社員やアルバイトで働きながら、副業や趣味の一環として始めていたものが大成功しそのままフリーランスや個人事業主となるのが最近の稼ぎ方としてはベターなのではないかと考えます。
今回、そんな趣味の一環から始めやすいアート作品についてご紹介していきたいと思います。
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- フルイドアートとは
- フルイドアートとポーリングアートの違い
- フルイドアートに必要な材料
まずフルイドアートについてのご説明をいたします。
フルイドアートとは
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大前提として、フルイドアートとは絵の具の流動性を利用して作るアート作品のことです。液体の絵の具の流動性(Fluid)が描き出した芸術作品(Art)を合わせて、フルイドアートと言います。また、別名「ポーリングアート」とも言います。これは、ポーリング(Pouring)=注ぐの意味で、こちらは流れ出ることを言いしています。
ちなみに、こちらの画像にあるみかんの節目のような気泡のような模様のことを「セル」と言います。
別の記事でもご紹介していますが、レジンアートにも似ていますよね。ただ、このフルイドアートは初心者の方でも始めやすいアートですのでぜひ今回の記事も参考にアーティストとしてや趣味の一環からとして始めてみては如何でしょうか?
宝石のようなレジンアート作品について優しくご紹介 ←こちらをクリック
各ネットショップで販売されているフルイドアート出品比較
続いては、様々なネットショップで出品・販売されている「フルイドアート」の作品例をご紹介。
今回、参考にしたネットショップは、① メルカリ・②eBay・③minneの3つの市場を参考にします。
更に、下記の3つ内容を基準として比較をしていきます。
- 販売価格
- 出品規模
- 各市場とフルイドアートの相性
メルカリとフルイドアートの市場情報
メルカリでのフルイドアート事情(販売価格比較)
まずは販売価格についてご紹介します。
メルカリでは売り切れの商品もそのまま掲載され続けますので、過去出品商品を参考にできるので実際にメルカリで販売する際にはこの点も参考にしてみて下さいね。
メルカリで販売されている(完売した商品も含む)商品を高額商品順と安価順でまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
実際にメルカリで「fluid art」と検索すると、関係のないアイテムも表示されますのでその商品は除外しております。(2023年8月15日当時)
- 30,000円(アクリルペイントのアート作品)
- 8,600円(アクリルペイントのアート作品)
- 4,050円(アクリルペイントのアート作品)
- 1,200円(アート作品)
- 1,500円(フルイドアートの時計)
- 1,700円(アート作品)
メルカリでのフルイドアート事情(出品規模)
続いては出品規模についてですが
先述した通りメルカリで「fluid art」と検索をすると、関係のない商品も検索結果に上がってきますので確実な出品数とは言いにくいのですが、検索すると78件もの商品が検索されました。
日本規模での検索結果で言うと、アート作品の中では少ない方なのではないかと思います。
メルカリでのフルイドアート事情(作品との相性)
結論、メルカリとフルイドアートとの相性は総合評価で50点(MAMMOTH基準)となります。
その評価基準に至ったわけは、単純に競合が少ない=その市場での販売メリットが少ない、と捉えるのが一般的ではないかと思います。
ですがその状況を逆手に取ると、競合が少ない=ブルーオーシャン(競争相手が少ないので自身の商品が売れる確率が高くなる)と捉える事もあるのでなないかと思います。
以上の理由から、MAMMOTHでは総合評価 50点と評価いたしました。
eBayとフルイドアートの市場情報
eBayでのフルイドアート事情(販売価格比較)
eBayはオークション形式になっているので、その都度金額が変更しますので参考程度にご覧ください。
フルイドアートは芸術作品になりますのでかなり高額な作品であったり、比較的安価な作品もあったりと幅広い価格帯での販売市場となっておりました。(2023年8月15日当時)
高額順と安価順で作品価格を並べてみました。(どれも2023年8月15日当時の価格になります)
- 1,324,898円(アクリルペイントのアート作品)
- 108,553円(アクリルペイントのアート作品)
- 94,080円(アクリルペイントのアート作品)
- 421円(塗料注ぎアクリルツール)
- 634円(アクリルペイントのアート作品)
- 635円(アクリルペイントのアート作品)
eBayでのフルイドアート事情(出品規模)
eBayでは世界規模のネットショップになっておりますので、シェア数はかなりの規模になります。
更に、「fluid art」だけで絞るとその商品数は3,600件以上のヒット数になります。
実際にフルイドアートだけの商品に絞る場合は、「fluid art painting」と絞ると理想の商品が出てくるのと、ここまで絞った場合でも商品数は3,100件以上と流石は世界規模のネットショップですね。
eBayでのフルイドアート事情(作品との相性)
eBayは世界規模のシェア数と実際の出品事情、出品価格帯との総合的な面でフルイドアートとの相性を検討すると、総合評価100点!!(MAMMOTH基準)となりました。
それには、世界規模での商品流入状況と挑戦できる市場であると判断したので、この評価としました。
ですがこれは実際に調べた結果を元にMAMMOTH側での判断基準になりますので、出品する場合は一度市場規模など再度確認してから出品するのをお勧めします。
minneとフルイドアートの市場情報
minneでのフルイドアート事情(販売価格比較)
最後は日本でのハンドメイド作品市場トップに君臨するminneの販売価格状況を調査します。
minneはハンドメイド作品を販売する市場としてはかなりの規模を持っていますが、アート作品となるとどうでしょうか?
高額販売作品と安価販売とで比較し、まとめてみました。
- 17,500円(アクリルペイントアート作品)
- 13,800円(アクリルペイントアート作品2枚組)
- 13,500円
- 600円(フルイドアート柄しおり2枚セット)
- 1,500円(フルイドアート柄のレジンアクセサリー)
- 4,500円(アクリルペイントアート作品)
minneでのフルイドアート事情(出品規模)
調査していくとわかるのが、やはりminneはハンドメイドマーケトとしてはかなりの作品数を誇る市場であると言うことを改めて感じました。
minneでは「fluid art」と検索すると、18件の商品数だけが出品されていました。
メルカリのように完売した後もマーケットに残るのでしたら、もう少し検索結果が出てきてもいいのではないかと思いましたが、そこはハンドメイドマーケット、商品数もやはり少なく感じました。
minneでのフルイドアート事情(作品との相性)
これらの総合的な面でminneとフルイドアートとの商品相性を評価すると総合評価15点(MAMMOTH評価基準)と致します。
評価理由としては、やはりminneは先述通りハンドメイドマーケットとしてはかなりの市場規模を誇るためアート作品(美術)は出品数は少なく感じました。(2023年8月15日当時)
基本的な材料
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フルイドアートに必要な材料は下記になります。
- アクリル絵の具
- ポーリングメディウム
- シリコンオイル(セルを出したい時)
- 少量の水
基本的には、このアクリル絵の具で色を出してポーリングメディウムとオイルと少しの水とを混ぜて流し込むといった作画方法です。
さらに、上記のオレンジの画像にあるフルイドアートの気泡のような「セル」の出し方はシリコンオイルをバーナーで炙ることでその気泡のような模様が浮かび上がってきます。
こちらですと初心者の方でも始めやすく色の種類も多いのでおすすめです!
フルイドアートの様々なデザイン例「4選」
![](https://mammoth-work.com/wp-content/uploads/2023/08/image-71-edited-1-scaled.webp)
出典:https://unsplash.com
フルイドアートの基本的な技法を4つご紹介致します。この技法は一見簡単なように見えてかなり奥が深いのでハマってしまうので、ぜひ沼にハマって極めてみては如何でしょうか?
その1.フリップカップ
![](https://mammoth-work.com/wp-content/uploads/2023/08/image-72-1024x683.webp)
出典:UnsplashのPawel Czerwinskiが撮影した写真
一つ目は「フリップカップ」で、この技法はシンプルなので初心者の方にはおすすめの技法です。
- ポーリングメディウムを混ぜた絵の具を用意する
- 1を色毎にカップに注ぎ、色の層を作る
- キャンバスでカップに蓋をし、ひっくり返す
- そのまま、絵の具が重量で下に降りるまで少し待機
- カップを持ち上げ絵の具を広げる
- キャンバスを傾けながら絵の具を広げ、キャンバス全体に絵の具を行き渡らせる
このように段々に色の層ができるのが特徴的です。
その2.オープンカップ
出典:UnsplashのPawel Czerwinskiが撮影した写真
次は「オープンカップ」です。この技法の初めは、フリップカップにも似ていますが、カップの底に穴が空いているのが違うポイントになります。
- カップの底を切る
- キャンバスにカップの口元が接地面になるようにカップを置く
- あらかじめポーリングメディウムを混ぜた絵の具を切った底から流し入れ色の層を作る
- カップを持ち上げる
- キャンバスを傾け
このように「オープンカップ」技法にで前述のあるフリップカップと作画方法がかなり似ております。
その3.スワイプ
出典:UnsplashのPawel Czerwinskiが撮影した写真
これは「スワイプ」と言う技法で描かれた作品になります。スワイプはすごくシンプルな上に地層の様な流れるデザインの作品になります。
- ポーリングメディウムを混ぜた絵の具をキャンパスの中央に垂らします
- ビニールヒモやサランラップで一気に引き伸ばします
- 反対も同様に2と同じ様に引き伸ばします
その4.ダッチプア
![](https://mammoth-work.com/wp-content/uploads/2023/08/image-75-1024x683.webp)
出典:UnsplashのPawel Czerwinskiが撮影した写真
最後は「ダッチプア」という技法の紹介です。こちらはストローと絵の具の流動性をうまく使った技法となっています。
- ポーリングメディウムを混ぜた絵の具をキャンパスの上に重ねながら垂らす
- ストローで息を吹きかけ絵の具に躍動感をつける
以上です。たったこれだけで動きのある作品に仕上がるのでこの技法は本当におすすめです。
では、上記の様々な技法をもとに実際に必要な材料の紹介をします。
- ポーリングメディウム
- ストロー(あれば)
- キャンバス
- 紙カップ
上記のものがあれば今すぐにでもポーリングアートを始めることができます!!
念の為、下記にオススメ商品を紹介しておきます。
最後に
最後までこの記事を読んでいただきありがとうございます。このサイトでは様々な職種についてご紹介しておりますので、ぜひ自身の今の職業に不満がある場合やフリーランスで仕事をしていきたい方の少しでも参考にしていただければと思います!!
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