趣味がハンドメイドの人の中には、趣味の域を超えてマーケットで作品を販売する人や、アルバイトから独立し、自身のハンドメイドブランドを立ち上げる人もいます。
最近はそんな自分の好きをハンドメイド制作・販売へ繋げる方は多いですし、素敵ですよね。
本記事ではそんな方向けに、あらかじめ絶対に抑えてほしい「7つのこと」をお届けします!!
出典:UnsplashのVolodymyr Proskurovskyiが撮影した写真
ハンドメイドを仕事にする上で予備知識が大切な理由
自身でビジネスをする上で大切なことの一つに「予備知識」があります。
予備知識を入れておくことでトラブルを未然に予防できたり、円滑に事業を進めたりとビジネスを軌道に乗せるのにはとても重要なことです。
ハンドメイドも同じです。
フリーランスで自身のビジネスをする上でも顧客やファンとの繋がり、作品やブランド名を広める上でトラブルがつきものです。
それを踏まえて、大切な「7つのこと」をご紹介します。
その1:認知方法の選定
まず、集客する知識や技術が特殊でない限り、ハンドメイド作品が売れるようになるまでは時間がかかります。
しかし、最近ではInstagramやTikTokなど自身で広告を打ち出すことができる時代です。
ただ、それには資金が必要になるため、資金繰りを調整する必要があります。
ここで、広告を打ち出す場合のメリットとデメリットをまとめます。
メリット | デメリット | |
広告あり | ・一気に拡散 ・ニーズにあった打ち出しができる ・広告に充てる時間が削減できる | ・広告費がかかる |
広告なし | ・広告費がかからない | ・認知に時間がかかる ・届けたい人に情報を届けられない ・制作時間を広告の時間に充てないといけない |
手作り作品のネット販売が、月額利用料「0円」で行えます。
お金のやりとりはminneが代行するので、初めての方でも安心です♪
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その2:得た収入で何をするか
これはクリエイター気質の方は特に盲点になっていることが多いのでお伝えします。
例えばあなたが月額10万円の収入を得ようとしているとしましょう。
そこで、単価が1000円の作品を販売するとします。
月額10万円を達成するのには、100個の作品を販売する必要があります。
つまり週25個、1日約3〜4個の作品を販売する計算になります。
しかし、それは1つのマーケットで販売した場合の計算になります。
上記にも書きましたが、昔と違い今は様々なハンドメイドマーケットが存在します。
同時にそのマーケットを利用している人も多くいるということです。
しかし、実は10万円以上の収入を実現しているハンドメイド作家さんは、全体の数%以下とも言われています、
そこで大切なのが、得た収益で何をするかです。
広告を打ち出したり、作品のクオリティを上げたり、資格を取得したりとスキルアップに投資するのもありです。
ですが、今は下記のような支援プログラムもあるので活用してみてはいかがでしょうか?
【作品が売れる&個人情報を守る】ハンドメイド作家向け支援プログラムその3:結局、継続は力なり
多くのハンドメイド作家さんもすぐに売り上げが伸びて、今に至る人はほとんどいません。
あの有名なイチロー選手も大谷選手も「継続することの大切さ」を語っています。
この「継続」って、本当に難しいことですよね。
そんな時は、同じハンドメイド作家の方と交流したり、下記のような本を活用してみるのはいかがでしょうか?
ごく一部の天才を除けば、売れっ子ハンドメイド作家も最初は地道に努力を続け、今の地位を築いたはずです。
先輩方の体験談を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
その4:価格設定
上記では「継続」することの大切さをお伝えしました。
ただ、継続して作品作りをする上でも「ただ作っている」だけではなくて、「売れる」作品を作ることが重要でそこがハンドメイド作家として継続していけるポイントとなっています。
継続していくにいは安定した収入がないと作品を作る材料費にもなりません。
特に初心者の方に多いのが「材料費や経費を無視した安価な価格設定」をしてしまっており、商品は少し売れているが、収入はかなり少ないという問題です。
売れることへの感動は大事ですが、作品を作るのには「材料費」「人件費」や「自身の時間」を消費していることを忘れてはいけません。
実際に、作品販売をしていて同じような問題を抱えている場合は、価格設定を検討しなおすことをオススメします。
以下にフリーランスのハンドメイド作家が計上する経費の例をまとめておきます。
- 材料費
- 人件費
- 通信費や販売手数料
- 配送料
- 梱包材料費
そのほかにも、イベント参加費やショップカードのプリント代金など自身の活動方法によっては様々な活動資金が必要になってきます。
上記のような経費は全てハンドメイド作品の売上で賄う必要があります。
経費と売上に関して悩むことは重要なことですが、必要経費や売り上げは千差万別です。
初めてのことは誰しも悩むことが多いです。
その反面、ある程度の知識があると順調に売上と経費のバランスを考え安定的にハンドメイド作家として活動を続けることができます。
以下に様々なビジネスで経費や売上に関しての参考著書をまとめましたので参考にしてみてください。
その5:収入を得るようになったら確定申告を
どんなビジネスにも収入があると「確定申告」をする必要があります。
確定申告とはハンドメイド作品で得た1年間(1月1日〜12月31日)の収入・支出・利益から税金を計算し管轄の税務署に申告することを言います。
ただ、収入がハンドメイド作品の販売のみで年間を通して所得が48万円以上の場合は確定申告が必要になってきます。
また、副業としてハンドメイドをしている場合で、本業の職場で年末調整を行なっている場合はハンドメイド作品の所得が1年間で20万円以上だと確定申告が必要になります。
では、ここで確定申告に必要な「所得」と「収入」・「売上」の違いをまとめておきます。
- 収入:売上や補助金や助成金など
- 所得:総売上から必要な経費を差引いた金額
- 売上:ハンドメイド作品で得た金額
- 必要な経費:材料費や人件費など売上に繋げるためにかかった費用
上記のように、確定申告に関してはハンドメイド作家として個人事業主だけでなくフリーランスとしても同じように必須事項になるので知っておく必要があります。
ですが、初めての方や時間にゆとりがない方は専門知識の持っているFPや税理士にお任せすることをオススメします。
思いもよらぬ節税対策などもきけるので大変オススメです。
その6:WEBサイトやECサイト開設でファンを増やそう!!
売上が伸びてくると次なるステップに進むチャンスです!!
オンラインマーケットで販売を進めていくだけでなく、自分のオリジナルブランドのサイトを開設することでネット上での露出度を高め、一目であなたの様々な作品を確認することができます。
そうすることで、自分のECサイトを訪問した人には自分の商品しか目につかないので購買意欲に繋がるということです。
ここでWEBサイトを作成運営をするメリットをご紹介します。
最近では、初心者でも簡単に無料でECサイト作成(ネットで商品を販売する独自運営のウェブサイト)やアドバイスを受けられるサービスを提供しているか会社もありますので参考にしてみてください。
は初心者の方でもいろいろアドバイスを受けることができ、現在キャンペーン中で初期費用が¥0になっています大変おすすめのサービスになっています。
その7:包装やラッピング・ショッピングカードも作品の一つ
また、WEBサイトがネット上でのブランドの顔であるのと同じくらい、包装やラッピング、ショッピングカードもブランドとしての価値があり、重要な要素の一つです。
実際、包装やラッピング・ショッパーに力を入れているハイブランドもあります。
有名な「LOUIS VUITTON」や「CHANEL」、「FENDI」といったハイブランドもかなりこだわった包装になっています。
それくらい全てにこだわりがないと作品やブランドとしての価値を損なってしまうからです。
ハンドメイド作家として始める際には、ぜひ細部までこだわりのある作家になってください。
まとめ
今回は、「ハンドメイド作家」として始める上で知らないといけない内容をお伝えしました。
作品をを販売するには自身のブランド・作品を知ってもらうために「認知」してもらい、その後で得た収益からブランディングやクオリティーを上げる方法。
さらに、続けていくことで改善点や税金といった幅広い知識を深めていき、作品を作るだけじゃなくとことん細部までこだわり抜くことで唯一無二のブランドに成長していきます。
この記事を参考に、最高のハンドメイド作家を目指してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
気になることやご質問があればいつでもコメントお待ちしております。
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